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逆転裁判4・感想その2 [ゲーム]

 昨日に引き続き、更に4の感想をば。なんというか、やっぱ怒ってるっつか、不満
なんでしょうね、ボクは。その不満がまだ書き足りないぜぇぇって溢れて来るんです。
 というわけで、逆転裁判4の残念なトコロを書きますが、例によって畳んでおきます。

 残念なトコロ、その4。いろいろと薄味なところ。昨日書いたその2の「テーマが弱い」
ってのに通ずる部分はあります。テーマが弱くてシナリオが淡泊だったという。
 が、薄味なのはそこだけでなく、全体的に薄味なんですよね。例えば、犯人の個性
とか。シリーズの犯人は結構キョーレツなのが多かったんですが、今回のはあまり
目立った奴がいない。単に個性ってのもそうだけど、悪の美学というのかな。なんで
犯罪なんてやったの、という部分が淡泊なんですよね。特に最終話の犯人は
酷かった。こんな器の小さいアホンダラのせいでナルホドくんがあんな目にあったかと
思うと残念でならないね。もっと「気持ちは分かるけど、それはやってはいけないんだ」
とか、「これこそ悪の美学」とか感じさせる部分があってもよかった。淡泊すぎて
つまんないよね、4の犯人。

 検事にしてもそう。牙琉検事はカッコよくて、多少人間味を感じさせる部分はあった。
でも、それだけ。御剣のような「良さ」はない。
 おそらく、御剣は「ツンデレ」だからこそインパクト強かったんだよね。ナルホドくんに
協力してくれるときもあるけど、それ以前に容赦なく潰そうともしてきた。どんな手を
使ってでも勝つ、みたいに。だから、そのマイナス部分と協力してくれるというプラスの
部分とで「落差」が生まれて、いいなコイツっていう良さが出てくるんだろう。
 でも、牙琉検事の場合、最初から御剣のたどり着いた「真実を引きずり出す」という
結論に到達してしまっている。だから落差がない。印象も薄い。

 犯人、検事、薄いのはそれだけじゃない。ナルホドくんの影に食われてる主人公も
弱い。これはその1でも触れていますけどね。ちょっと目にした4のプレイ日記には
こう書かれてました。「オドロキくんに代わっても違和感がなかった」と。
 なるほど、確かに違和感がない。それはいいことではないと思うよ、ボクは。だって、
それは“ナルホドくんではない、オドロキくんの個性がない”ということなんだから。
 違和感がないのはナルホドくんと大して差がないからだ。わざわざ主役を代えて
いるのだから、多少の違和感があっても「オドロキくんならでは」という部分を感じ
させて欲しかった。みぬく、なんてのは表面上のことであって、根っこの部分で差が
ないのなら、あまり意味なんてない。一人称変えて多少若いな~って部分があった
くらいでは弱すぎた。実に薄味なわけですよ。

 さらに、ヒロインというか、みぬきちゃんの個性もトホホでしょう。この子もキャラが
弱い。挙げ句、オドロキくんのお株を奪うが如く「気づいたり」してしまって、オドロキくん
を食っちゃってる部分すらあった。これじゃオドロキくんが可哀想だよ。
 真宵ちゃんの方がよかったよねぇ。頼りないようで頑張ってくれる。ぶっちゃけ、
真宵ちゃんと違って、法廷にいなくてもいいくらいだもん、みぬきちゃん。

 テーマもシナリオも、犯人も検事も、ヒロインも主人公すら薄味。唯一、味が
濃かったのはナルホドくんだけ。残念にも程があるよね。

 そして、その5。この点は怒りすら感じる。
 4の最終話、そのタイトルは「逆転を継ぐ者」となっている。言葉が荒いのを承知で
言いましょう。笑わせんな、と。
 継ぐ者? 誰が何を継いだっていうんでしょうね。当然、ナルホドくんの弁護を
継ぐのがオドロキくんって言いたいんでしょうが。シリーズのファンだからこそ認め
られないね、こんなのは。ゴドー検事の気分が少し分かってしまいますよ。

 何をそんなに怒ってるか。それは、オドロキくんの弁護がナルホドくんの弁護では
ないからです。違う点は何か。実は違う部分なんてないんですよ。だからこそ、ボクの
中では「違う」んです。

 ナルホドくんの弁護っていうのは何だろう。1~3までやった人には分かるんじゃ
ないでしょうか。それは千尋さんから受け継いだ心。弁護のありようなんて表面的な
ことじゃない。その奥にある「心」なんです。
 3の最後のシーン、あそこにグッと来た人は少なくないんじゃないかな。アレですよ
アレ。ゴドー検事はあの瞬間を見て、千尋さんの心はナルホドくんに受け継がれて
いるんだ、と認めた。
 翻って、4のオドロキくんが、ナルホドくんから何を受け継いだんですかね。
 何も継いでなんかいない。牙琉検事と一緒。最初っからナルホドくんと御剣が
たどり着いた先についちゃってる。そう「最初から」なんですよ。
 だから、「継ぐ者」なんてのは相応しくない。確かに、結果だけ見れば同じような
ことをしている。だけど、それは「継いだ」からじゃない。「最初から」そう思って
いるんですよ、オドロキくんは。

 この点も残念で仕方ない。オドロキくんは、ナルホドくんから心を「継いで」
欲しかったね。それこそ「弁護士はピンチの時ほどふてぶてしく笑うもんさ」とか、
シリーズファンがニヤリとするような演出があってもいいんじゃないの?
 登場する「7年前に弁護士を辞めたキャラ」がナルホドくんじゃなかったら、こんな
ことにはならなかったのにね。シリーズファンを取り込もうって策が逆にシリーズ
ファンの、少なくてもボクの反発買っちゃってたらショーモナイじゃない。
 あぁぁ、残念残念。

 と、またしてもダラダラと書いてしまいました。よっぽど期待していたのかな。
残念な気持ちが強いこと強いこと。ここまで(ボクの中で)暴落してしまった
逆転裁判の株をどう引き上げてくれるやら。次回作への期待度は大きく下がり、
不安は大きく膨らんでるのだから。逆転裁判らしく、一発逆転!みたいな強烈なの
くれば、株は跳ね上がるんだけどなぁ…。


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コメント 4

もやし

はじめまして。
私は逆転裁判は2・3も駄目だと思っているんです。
最初のが一番名作だと思っています。続編は難易度も上がり過ぎなきもしますし。話も長くなったのは嬉しいんですけどテンポが悪く途中で飽きてしまいました。4なんか特に酷いです。謎解きもいい感じのハッタリがありませんでしたしキャラにも小中やおばちゃんを越える人も出ませんでしたしね。
初めてなのに長文失礼しました。
by もやし (2007-04-17 22:33) 

Metter

 僻地blogへようこそ(ぇ こんなところにお客様が来るとは
珍しい(笑)。ご訪問ありがとうございます(^-^

 そうですね~、2と3はそういう評価の方も多いですね。ボクも2は
逆転サーカスくらいしか評価してませんし(ぁ
 3は好みによるかなって感じですね。ボクはゴドー検事のことが
気に入ったので割合好きですが。

 まぁ、なんにしてもどれも1ほどの鮮烈さがないのは事実ですね。
 カプコンさんにはもちょっと頑張ってもらいたいですねぇ。もやしさんの
指摘通り、テンポが悪いのはボクも思いますし。
by Metter (2007-04-18 20:48) 

ぬ

はじめまして。第九艦隊関連から来ました。

自分は先日クリアしたばかりですが……
確かに、薄味でしたね(^^;

なんか検事も協力的でしたし、クリアしても逆転したーっという爽快感はあまりなかったような……。

器の小さいアホンダラ(笑)は個人的には好きなタイプなんで(ぉ)、それはそれでいーんですけど、ナルホド君を陥れた張本人としてはかなり物足りない気がします。
by ぬ (2007-04-30 19:19) 

Metter

>ぬさん

 これはこれは、ようこそいらっしゃいました。GWで超忙しくて
返事遅れてすみません~。

 やっぱ残念な内容でしたよね~。あのアホンダラ(笑)が残念
なのは、あいつ個人のキャラよりも、これによってナルホドくんの
可能性が潰れたことですね。

 どちらかといえば、オドロキくんは全く別の地方とかで弁護士を
していて、逆裁5とか6とかでナルホドくんと共演!とかのが
よかったのでは、みたいな。
 ナルホドくんの7年は今回で塗りつぶされたので、その辺に期待
することはできなくなりましたし。

 やるのが不可能ではないにしろ、じゃ、その7年間、他のキャラは
どうなってたとか、誰もが納得する形で不自然さのない状況を
作るのは骨だと思うんですよね。
 まぁ、そんなこんなで残念残念。

 あんまし突っ込む人いないみたいですが、ぶっちゃけ、最後の
最後で押す「無罪」のアレですが、確か押してる人、目が見え
なかったハズなんだけどなーとか突っ込みたい今日この頃(ぇ
by Metter (2007-05-04 17:46) 

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