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ブレイドオブアルカナ3rd ~いっき~ [TRPG]

 日曜はブレカナのセッションに呼ばれたので行ってきた。今回は新規の方も来られるということで、比較的簡単なシナリオだろうと思ってたりなんだり。

 実際、難易度という点ではさほどのものはなかったかな。殺戮者弱かったしね(笑)。

 PC1:アングルス・コロナ・マーテル
 友人である領主の娘さんのところへと遊びに来ていたところ、なんと一揆に巻き込まれて大変な目に遭ってしまう。友人と友人の領を救うべく尽力する。

 PC2:アングルス・アルドール・フルキフェル
 鬼人なのに、ある日突然真教に目覚めて信仰の道に進んだ女の子。歴史的な背景から入信を許され、地方巡礼中。ちょっとばかり知能の方では勉強不足気味(爆)。

 PC3:ディアボルス・アクア・アルドール
 どういうわけか、クマの着ぐるみが長年の過程で魔器になった存在。誰かに着てほしくてたまらないが、何やら気位は高い。子供達には大人気(笑)。

 PC4:グラディウス・フィニス・エフェクトス
 さるとても偉いお方の側近といえるほどの人。特殊な命令を毎度遂行しており、色々な意味で迷いがない。剣の腕前はかなり高く、世界でも屈指の使い手かもしれない。

 PC5:MyPC、クラーウィス・プロフォンド。人を守るために戦うが、そのためには冷徹な判断も下すこともできる女の子型クレアータ。前回セッションにてウルトラCによる爆散の印変更で決意を新たにした。

 といったところが今回のメンバー。いつも通り、自キャラ視点からのみで書きなぐります(ぇ

 舞台はハイデルランドはエステルランド王国にあるヴェスターラントという領。今年は飢饉が発生し、食糧事情は火の車。だというのに税が減免されないことで追い詰められた農民たちが、ついに蜂起して一揆を引き起こした。

 クラーウィスは運の悪いことに、たまたまこのヴェスターラントに滞在中。当然のように巻き込まれてしまったのだが、そのとき衝撃の事実を目撃してしまう。この一揆には、どこかの騎士が加担しており、しかも、その中の一人は紛れもなく殺戮者だったのだ。

 その怪物ぶりはさすがに殺戮者。今のクラーウィスでは、とても一人で太刀打ちできる相手ではなく、やむなく隙をうかがうことにする。そこで、クラーウィスは農民たちに占拠されたヴェスターラントの中で組織されたレジスタンスに接触し、協力体制を確立するのであった、というのが導入部分。

 とりあえず、事情を聞いてみれば「味方の救援に呼応して城を取り戻す」という作戦らしい。それはいいにしても、レジスタンスの規模があまりに貧弱だった。相手は殺戮者であり、その上騎士が混じっていたとなると、これは陰謀の可能性があると思えてならなかったクラーウィスは、とりあえず戦力(刻まれし者)を集めたいと考える。
 もっとも、いるかどうかも分からず、いたとしても味方してくれるかどうかも分からないので不安いっぱい(ぁ セッションだから、そりゃぁ、PC分刻まれし者がいるとPLは知ってるけど、PCとすればそんなことは知りようがないわけで(笑)。

 一番問題なのは、レジスタンスがあまり頭がよくない様子だったこと。下手すれば暴発して壊滅してしまう。状況がシビアであることを伝え、かなり慎重に行動するように言いつける。
 実際、高々10人程度のレジスタンスでは、下手な行動を取れば「発覚>通報>壊滅」の素敵な未来が待っている。バレたらおしまいだというレベルなのは間違いないし、そもそも陰謀であるならば、レジスタンスにも農民にもこれ以上犠牲を出したくはなかった。

 とはいえ、完全に敵が支配する街において、レジスタンスに味方してくれる誰かを探すというのは、正直かなり難しい。無論、大々的に振舞うことなどできるはずもないし、「レジスタンスが存在する」という情報は、信頼できる人にしか絶対に漏らしてはならない情報。
 では、相手が信頼できるかどうかはどう判断するべきだろうか。顔見知りや友人とて信用という点では、多少できるという程度のものでしかない。裏切っていないという保証はなく、信用して話したら通報された、なんてこともあり得る。クラーウィスは特技で領主の娘が生きていることは知ったけれど、それをどうやって調べればいいのか打つ手がない。
 クラーウィス本人だけでは、例え領主の娘を発見できても、信用してくれるかどうかも分からない。ここは、とりあえず領主の娘さんを見つけ、味方のレジスタンスがコネを持っていることを期待することにする。

 が、なにやらちょっと外の様子を探りに出てみれば、空を飛ぶ白鳥人を目撃。この一件には、殺戮者のみならず、白鳥人までも絡んでいるとなれば、ますますもってきな臭くなってくる。白鳥人がどこへ向かうのか確かめるべく追いかけていくと、城門のところでわめき散らしているPC2を発見。
 騒ぎをおさめて連れて行こうかとも考えたけど、城の人間に顔を覚えられるのもよくない。そう判断し、騒ぎ(というか一方的に騒いでた)がおさまるのを待ってPC2に話しかけることにする。

 話しかけてみると、なんと角にくっきりと浮かぶ聖痕。殺戮者と戦う上で、戦力に数えられそうな人物を発見できたのは僥倖というべきだろう。とはいえ、敵方に与している可能性もあるため、本題に入る前に白鳥人のことを聞いてみたりと、情報収集と探りをいれるのとを同時にやってみる。
 結果、この鬼人の娘さん、めっさアホや! なんも考えてない!(爆)と分かったので、これはうまく言えば力を貸してくれそうだと判断。レジスタンスのアジトまで連れて行くことに。

 アジトでは、驚くほどあっさりと協力を取り付けることに成功し、ほっと一安心。少なくても一人ではなくなった。が、それもつかの間、このアジト(酒場)にPC1とPC4がやってくる。この酒場に何の用があるのか不明なので、クラーウィスは慎重に対応することを選ぶ。とりあえず、酒場として対応しておけばそんなに怪しくない(ぁ もしかしたら、彼女たちは敵方のスパイかも知れないし、なんにしてもここがレジスタンスの拠点であると気づかれてはいけない。気づかれたらおしまいかも知れないのだから。
 そこへ、なぜかPC3が空気を読めないセリフをぶちまけて登場(笑)。クマの着ぐるみという見てくれも相まって、その場の空気はあっさりとブチ壊れてしまう。

 しかし、妙な雰囲気になったとはいえ、本質的には何も解決していない。こちらからすれば相手側が、相手側からすればこちら側が怪しく見える状況。PLは相手が仲間になれる存在だと分かっているけれど、PCからすればその限りではない。この場がどうなるか読めない状況で、なんとレジスタンスのリーダー格(ってことにしとく(笑))の一人が、PC4と旧知の仲であったことが思い出された(PC4が特技を使用、因縁を取った)。

 クラーウィスとしては、昔友人だったからといって信用できるかは謎だったが、とりあえず場所を2Fに移して話を続けることにする。この時点でレジスタンスであることをバラし、相手からも領主の娘さんを保護していることを教えてもらう。この状況では、それが嘘でないという保証はないものの、その嘘をつく価値がないと計算したクラーウィスは、とりあえず手を結んで協力体制を取る事にした。陥れるなら、もっと効果的な方法がいくらでもある、という消去法である。
 ただし、あくまで協力体制を取るだけであり、全面的な信頼はおかない。相手も同じだろうと推察できるので、領主の娘を保護しているのが本当かどうかを確かめに行くような真似はしなかった。もっとも、その後遠話筒でしっかり確認取らせてもらったけど(笑)。

 着ぐるみについては、もうあまりに怪しすぎて逆にどうでもよくなっていたが、そのあまりにふざけた格好が気に入らなかったので(だって知らないから! まさか魔器だなんて思わないもん!(笑) 魔鎧粉飾持ってたし!)、いい加減、その着ぐるみを脱げとばかりに頭を引っこ抜いてみると、なんと中身がない!(笑)。一瞬あっけに取られてしまったが、もうこれは「見なかったことに」しようということで自己完結(ぁ

 お互いに情報を持ち寄り、総合してみると「今回の一揆の裏には陰謀があるらしい」「首謀者の男はカールという殺戮者らしい」「カールの側近には白鳥人がいる」などなど、果てしなく怪しい事実が羅列されていく。クラーウィスはカールと白鳥人の会話を盗聴しており、実は何某かの「訳あり」であることは知っていたものの、判明してる事実を考えれば考慮するに値しないもの。少しあの白鳥人は「背を向けた白鳥かも?」と思うくらい。とはいえ、白鳥人のことだから、それが演技であった可能性も高い。結局、無視一本で決定。

 協力体制も整ったところで、PC1とPC4は報告に戻っていった。なぜかPC2はPC1になついてしまい、一緒に行ってしまう。どのみち協力はしてくれるというのだから気にしない(笑)。
 残っている問題としては、敵が「どこから来て何のために今回のことを企んだのか」という点。どこから、はともかく、目的の方は大よその察しはつく。だが、確証がないので、もう少し情報を集めてみることにした。

 アジトの外へ出てみれば、何やら蜂起した農民たちが城から出てきていて、更に城からは食料の配給が始まっていた。どういうことかちょっとそこらの農民に探りを入れてみると、もう農民たちはそれぞれの家に帰っていいと言われたらしい。食料を配給するのはよしとしても、なぜ今農民たちを帰す必要があるのか分からない。
 一揆で城が陥落したとなれば、鎮圧部隊が来るのは間違いない。それをも倒し、自分たちの権利を勝ち取って初めて意味があるのではないのだろうか。その戦いに農民が参加しないのは、意義が半分以上失われてしまうのではないのか。
 戦略としても、こういった武装蜂起を各地で促し、エステルランド側に穴を開けることが目的ではないのか。農民の、農民たちによる、農民たちのための一揆であるからこそ、その価値は大きくなると考えられる。

 そうこうしているうちに、敵武将カールは味方の全兵力を引きつれ、街から出陣していってしまった。相手は軍馬に乗っているため、どう急いでも間に合わない。クラーウィスはやはり、なぜ「迎え撃たないのか」が分からなかった。エステルランド軍が来たのが分かっているなら、待ち伏せをするなりして、より効果的に戦う方がスマートだ。

 クラーウィスたちは合流し、敵の狙いはやっぱりバルヴィエステに加担するため、エステルランドで一揆を引き起こしたらしいと結論付け、鬼のいぬ間に城へと潜入することにする。秘密の入り口は領主の娘から教えてもらっており、潜入することにはなんら苦労はなかった。

 時を同じくして、エステルランドの鎮圧部隊は壊滅。これで味方の援護はなくなった。しかし、クラーウィスたちは全軍で打って出てしまったカール隊を待ち伏せすべく、城のカールが使っている部屋に潜むことにする。驚いたことに、城にはまったく兵が残っていなかった。
 こうなっては、本当になんで農民を帰してしまったのか謎としか言いようがない。短時間だから平気だと思ったのか、とにかく迂闊な話。しかも、敵が「領主の娘が生きている」ことを知っているという情報をクラーウィスは知っていた。つまり、獅子身中の虫がいることが分かっていたはずなのに、である。ちょっと不思議には思いつつも、まぁ、こちらには都合がいいのでとりあえずはよしとする。

 そして、のこのこ帰ってきた相手を待ち構えてフルボッコ。なぜか相手も猫の着ぐるみという、なんともシュールな光景だった。しかし、どうもこの着ぐるみが殺戮者で、中の人は違うらしい。というわけで、とりあえず着ぐるみを集中攻撃する。
 結果あっさりと撃沈したのだが、なんと最後に奇跡でトドメをさしたのはあの白鳥人。そして、着ぐるみの中の人、カールと共に逃げようとする。

 このとき、問答無用に攻撃してもよかったのだけど、クラーウィスは迷った。結局、この二人の行動基準というか、何のためにどう動いていたのか分からなかったのが1つ。もう1つは、背を向けた白鳥かも知れないということ。アーグリフに逆らっている聖痕者なら、立場的には親近感がある。加えて、白鳥人だから、闇の眷属だからというだけの理由で討たれなければならないのであれば、自分という存在をも否定することだから。
 何にしても迷い、二人を逃がしてしまった。彼らが今回の事件を企てたのは間違いないのだから、迷うべきではなかったのかもしれない。だが、考えても結論の出るものではなく、クラーウィスは一人悩むのだった。

 しかし、とりあえず今度の一件においては、バルヴィエステの策略であり、農民たちは利用されていたという事実が流布することになる。戦力的な打撃を受けたエステルランド王国軍。社会的な打撃を受けたバルヴィエステ帝国軍。その結末が如何なるものになるかは分からないが、一つの事件に幕は下りた。
 貴族としての義務を果たし、民衆を勇気付けるPC1を見届けたクラーウィスは、一人消えるように街を後にする。彼女が進むは闇の道。その先にいる仇敵を倒す日まで、彼女の旅は終わらない。

 以上、先日のセッションのお話。
 今回は、何と言っても味方を作るのが難しかった。こちらを信用させる証がないし、他の誰かを信用する材料もない。その上で、レジスタンスであるとバレてはいけない。敵側がどうなってるかとか、気になる点は結構あったのだけれど、PC達でまとまることだけで精一杯だったというのが実状。
 エステルランドの援軍がヤバイのは分かっていたけど、とても助けてる余裕なし(苦笑)。まぁ、総じてみんな自キャラのロールがしっかり出来ていたし、ネタも転がったのでよかったのでは。

 今回、PC1さんが完全に初めてだったのにも関わらず、とても素晴らしいロールをしていたのがいい意味で驚き(笑)。普通、結構設定的に慣れるまで1~2セッションかかるのがブレカナなんだけど、最初からきっちりマーテルコロナしていて感心した。動きとしても、なんとかPCをまとめようと努力していたのがよかったし、なかなかの達人ですな。

 ま、まだ伸びしろはあったと思うから、色々と書いてGMには送ってあるので(笑)、次回もいいセッションを期待するとしましょう(=´∇`=)
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